平成27年10月30日(金)名古屋大学減災館で愛知県産業労働部中小企業金融課主催の「あいちBCP講習会」に当社の鳥原が中小企業事例ということで講師として発表しました。当日は行政や企業、そして金融機関の防災担当者をはじめ中小企業の方60名を超える方々が参加されました。

BCPとは「事業継続計画」のことをいい、企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめ、事業の継続や早期復旧のために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画のことです。

当日は、午前中から名古屋大学減災連携研究センターの福和伸夫さんの講義をはじめグループごとに集まってのワークショップもあり、終日みっちりと防災についての講義の一日となり、そのうちの一時間を事例発表としてお時間をいただきました。8月にも同様の事例発表をしましたが、今回は前回以上に中小企業の方々に啓蒙をしていくとこが目的ということで、受講された方も熱心に耳を傾けられていました。

東日本大震災から4年半が経過し、防災に対する意識も希薄になりつつあると言われています。お客様だけでなく社員の安全、そして地域への社会貢献としてBCPの取り組みは不可欠となっています。今回の発表が少しでも動機付けとなればと思いますし、当社もここに留まらず、BCPをより進化させていこうと思っています。

講義中の写真がなく、社長の自撮りで失礼します(^^;)